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株式会社Smart Opinionの患者サポートサービス開発支援 WEBアプリケーション開発

株式会社Smart Opinion
代表取締役社長
山並憲司様

課題

株式会社Smart Opinionでは、「患者中心」の医療を実現する患者サポートサービスの開発の中で、以下の課題がありました。

  • サービス利用者の声を迅速にサービスに反映させたい。
  • サービスの安全性と品質を高めたい。
  • LINEアプリと製薬企業・医療機関向けWEBアプリの連携を改良したい。
  • 製薬企業とのコミュニケーションや開発マネジメントを円滑に行いたい

ソリューション

ログビーのフロントエンド・バックエンド両方の技術を持つフルスタックエンジニア、プロジェクトマネジャーなどのチームにより、以下の業務を支援しました。

  • フロントエンド・バックエンドの一括開発によるスピード向上(TypeScript / Next.js / Nest.js)
  • テスト開発による安全性と品質の向上(Vitest / Jest)
  • バックエンドとLINEの連携、患者の回答内容の暗号化によるセキュリティ向上
  • 開発プロジェクトのマネジメント経験者によるプロジェクトマネジメント

効果

サービス利用者の声をスピーディにサービスに反映することができるようになりました。また、テストの開発によってプロダクトの品質を高め、開発スピードと安全性を両立することができるようになりました。

インタビュー

株式会社Smart Opinionは、9人に1人の日本人女性が乳がんになる時代に、AIの力を活用し、100%早期発見できるようにすることで、乳がんが克服できる社会を目指しています。日本の乳がん検診率は、44%と欧米諸国に比べて低い水準にあります。現在の日本の検診の中心はマンモグラフィですが、マンモグラフィでは見分けづらいがんもあり、超音波検査と併用することで早期発見できる確率が上がることがわかっています。ただ、超音波検査は判定する人により精度にばらつきがあることが課題です。その課題を、AIの力を活用し、誰もが痛みがなく、気軽で確実な検診が受けられる環境を整えることで検診率を高め、乳がんの早期発見を当たり前にすることを目指しています。

Smart Opinionの創業背景

山並様がSmart Opinionを立ち上げる直接のきっかけは、米国赴任中に母親が乳がんになった経験でした。早期発見によって治療につながった一方で、「同じように早く見つけられない人がいるかもしれない」「乳がんで人生や家族の幸せが突然奪われる状況を減らしたい」という思いが強まり、医療の現場にいる旧友の医師へ相談するようになりました。その対話の中で、医療分野ではすでに内視鏡などでAI活用が進み始めていることを知り、「この流れを乳がんの検診にも持ち込めないか」と発想が具体化していきました。特に乳がん検診で広く使われる超音波(エコー)は、読影や判定が人の経験に左右されやすい面があるため、AIで画像解析を補助できれば、見落としを減らし、検査の質を底上げできる可能性があると考え、Smart Opinionを創業しました。

患者サポートサービスの開発における課題

Smart Opinionでは、AI技術「METIS Eye」を活用したAI乳がん検診『Smaopi』に加え、デジタル・ITを活用して「患者中心」の医療を実現する患者サポートサービスの開発をしています。慢性的な病気に罹患すると、病院よりも自宅で療養する時間が長くなり、闘病生活の中心は自宅となります。こうした中、製薬会社は、薬を提供するだけでなく、薬を通じて、患者さんの生活の質をどう向上させていくかに取り組んでいます。アプリで患者さんが自らの状況を見える化することができ、看護師によるサポートコールを行うことで、患者さんのQoL向上を図ります。

患者サポートサービスの開発にあたり、サービス利用者の声を迅速にサービスに反映させたり、提供しているLINEアプリと製薬企業・医療機関向け管理画面の連携を改良したり、サービスの安全性と品質の向上をしたい、といった課題感がありました。また、製薬企業とのコミュニケーションや開発マネジメントを円滑に行うための人材も不足していました。

ログビーを選んだ理由

ログビーとの出会いは、ログビー代表の松田さんが共催する「元楽天開発部の集い」がきっかけでした。「元楽天開発部の集い」は、元楽天開発部/Rakuten Tech Divisions 出身者のコミュニティです。患者サポートサービスの開発を進めるにあたり、技術力を持ったエンジニアや開発会社との出会いを求めて参加したところ、ログビー代表の松田さんと出会いました。そこで開発について相談したところ、当社が求める技術があり、支援をいただけるという判断に至り、開発支援を依頼しました。

ログビーへの依頼内容

主に患者サポートサービスの開発を依頼しています。具体的には、患者サポートサービスのWEBアプリケーションのフロントエンドとバックエンドの開発、安全性と品質の向上を目的としたテストの開発、製薬企業・医療機関の管理画面とLINEアプリとの連携や、患者の回答内容の暗号化によるセキュリティ向上などです。また開発をより円滑に進めるため、製薬企業とのコミュニケーションやプロジェクトマネジメント業務も依頼することにしました。

効果

サービス利用者の声をスピーディにサービスに反映することができるようになりました。また、テストの開発によってプロダクトの品質を高め、開発スピードと安全性を両立することができています。ログビーの技術者は複数人が携わっていますが、チーム間の連携をスムーズにしていただいており、柔軟に進めていただいている点が助かっています。

今後の展望

国内では、AI乳がん検診『Smaopi』を実際の健診・医療現場で運用しながら導入施設を増やし、「医師の判断を補助する“もう一つの目”」として検診の質と安心感を底上げしていくことを目標としています。あわせて、薬事承認後の普及フェーズとして、導入実績や臨床的な有用性のデータを積み上げることで、より広い現場で使われる状態を目指します。海外では、JETROがMayo Clinic Platformと連携して実施するアクセラレーションプログラム「HealthTech Gateway “AI Medical in the US”」 Phase2に選出されたことを契機に、検証や導入方法の確立を進めます。米国カリフォルニア州シリコンバレーの経済産業省によるスタートアップ支援拠点 Japan Innovation Campus(JIC)も活用し、市場開拓につなげていくことを目指します。

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